THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!! 1日目感想

2017年10月7日、8日、日本武道館にて『THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!』が開催されました。

私も両日、ステージサイド席(両日北東、初日2階、2日目1階)にて現地参加してまいりました。全体としては、予想以上に「ごった煮」というコンセプトで通してきたなあという感じで、両日とも(2日目は特に)かなり楽しんでしまいました。度々作り手のドヤ顔がチラつく瞬間がありながらも、アガらざるをえないが故の「しまいました」感ですね。

まずは初日、私がいたのは北東2階のステージサイド席で、若干後ろ側からステージを見下ろすような形で、正面が見えないのはもちろん、手前側のステージ端が死角になっていたりと、若干見づらいところはありましたが、目の前に大きなモニターもあったので、割と全体像は把握しやすかったです。初日はまだどんなライブになるか想像もつかず、とはいえなんとなく予想はしていたので、いわば“答え合わせ”的な感覚で臨んだりしました。そして実際のライブも、多少意味は変わりますが“答え合わせ”的な側面を強く感じさせるものだったと思います(実際予告先発など、そういう楽しみを核に据えてたのは明らかですし)。ただ、少々キャップにメガネのあんちゃんが「わかるかな〜?」「面白いでしょ〜?」とニヤつく姿がチラつきすぎて、鼻白む瞬間が無かったと言ったら嘘になりますが。

とはいえライブの核であることには変わりはないので、ざっくり“答え合わせ”をしながら振り返ってみましょうか。

初日の1曲目は、この時のために取っておいたのか、単に忘れられていたのか分からない『Welcome!!』さんでスタート。そして全員の挨拶、これについてはデレのライブの感想でも書きましたが、ちゃんと一人づつやってくれてよかったです。人数が人数なので、やらないという選択肢もあったと思いますが、ちゃんと自己紹介があったことで本編のシャッフルユニットで混乱することもなく、演者さんの思いもしっかり聞くことができました。そして本編、予告されていた夏生まれ組による『神SUMMER!!』。私の予想では『サニー』だったのですが、なんか8thをなぞっている(8th前半の1曲目)っぽいのでこれらしいです(ASミリの本格的な初接触という意味で8thは確かにそうなのですが、デレも一緒だったのでなんとも。サニー聴きたかったなあ)。続いてはどうぶつ組2人(飼い主・猫)を加えての『アニマル☆ステイション!』、わかりやすくて楽しかったですね。そしてグリマスで衣装をまとっていた3人による『きゅんっ!ヴァンパイアガール』、非常に可愛らしかったですね。次に百合子・杏奈が出てきて『成長Chu→LOVER!!』と思わせての『スタ→トスタ→』というひっかけ問題。びっくりしたもののゲーマー繋がりということで納得(ミリシタのゲーム部にも居なかった格闘ゲーマー美奈子...)。そして最初のブロックの締めは、次のトークの都合で集められた人たちによる『HOME, SWEET FRIENDSHIP』。このあとも続くブロックの締めの全体曲全部に言えるのですが、どうせASがオリメンにいるユニット曲やるんだったら、半端に揃えるよりまず完全オリメンでやってほしかったり。まあ難しいんでしょうけどね。

楽しいトークを挟んで第2ブロック。1曲目から赤ロックジュリアを迎え、春香の赤ロック曲
『I Want』で盛り上がりました。愛美さんのギターは勿論素晴らしいのですが、それに負けない中村先生の妖艶なパフォーマンスも流石と思ったりしました。2曲目は予告先発ユニット2による『黎明スターライン』。ゴージャス→千鶴、セレブ→星梨花、プリン→茜、でもってゴージャスセレブプリンが登場したアニマス9話のエンディングということらしい。うーん、無理矢理!。......といったことをこの時点で説明はされず、モヤモヤしたまま迎えた『スマイル体操』。スマイル→麗花(cv平山“笑美”)、体操→海美、ということでしょう。しょーもないですね(演者さんのパフォーマンスは最高でした)。続いて『愛LIKEハンバーガー』は、調理担当の美奈子、食材担当()の千鶴、食べる係の貴音・奈緒による歌唱。小麦や野菜担当のひなたも欲しかったですね。そんなこんなでこのブロックは『PRETTY DREAMER』で締め。

平田さんの安定した回しによる、沼倉さんらの土下座を交えた愉快なトークを挟んで第3ブロック。1曲目はfreeな感じのアイドルによる『I’m so free!』。キングの圧倒的ディーヴァ歌唱と、それにそれぞれのやり方で食らいつく桐谷さんと平山さんが素晴らしかったですね。文句はないです。2曲目は、故郷の名残を色濃く残す上京組による(訂正。追加組だそうです)『shiny smile』。ラスサビ前、まず南さんが一歩前に出て歌い、沼倉さんがその背中を見守り、そして南さんに寄り添うように一歩前に出て歌いサビへ、という一連の流れを視覚的に体感できたのはステージサイドならではだったかも。......なんて感動してたら次は原さん麻倉さん(アイドルではなく)による『KisS』。これはお2人とも極めてシリアスなパフォーマンスを見せてくれたから良かったものの、決めた人のドヤ顔が前に出過ぎだし、選曲もちょっと品がないのでは。とかなんとか言っていたら、ミリ組全員で『DIAMOND DAYS』なんて歌いだして、終いにはASで『ToP!!!!!!!!!!!!!』なんか来ちゃったので、「え?大事な組み合わせやらずにあのネタで終わり?」などと軽い怒りと困惑を覚え、あんまり集中できませんでした(勿論これで終わりではなく、演出の手のひらで踊らされてた訳です。イヤですね)。

全員揃って、例の無理矢理なアレを含む組み合わせの答え合わせなんかが行われた後、予告ユニット最後のやよいと育で何が来るのかと思えば『キラメキラリ』。「なんでだよ!」と思いながら、ここまでやっていたゴチャゴチャ考えることをやめ、その後はずっと単純に楽しめました。あ、なぜやよい+育でキラメかといえば、多分育(cv原嶋“あかり”)→明かり→ピカピカ光る→キラメキラリってことだと思います(しょーもないですね)。愛美さんの生ギターソロもありつつ、会場が一気にあったまったところで、和風組(あずささん...?)による『アマテラス』、やっぱりライブで映えますね。そしてアマテラス組を除いたASで『Raise the FLAG』。正直これも誰かのドヤ顔が浮かんだりしたのですが、もともと好きだった歌詞の内容も相まって完全にアガってしまいました。ここは完全に私の負けです。あと平田さんの爆発力を感じました。アゲ曲連打の4曲目は、ミリメンバーによる『ザ・ライブ革命でSHOW!』で、もちろん楽しいのですが、なぜ未来、美也、美奈子、杏奈、ジュリアかといえば、これは単に歌唱数をならすためかと思います。今回のライブは、全体曲を除いたユニットでの歌唱が、AS4曲、ミリ3曲と綺麗に決まっており、このメンバーは、ここまでユニット曲の歌唱数が0か1で、次に歌唱する戸田さんを除いたミリオンメンバーがこの6人なのです。そして満を持してのゴールデンコンビによる『Beat the World!!!』。いろんな思いがこもってました。戸田さん、本当におめでとうございます。ユニットの締めは安定のセンター2人による『ハルカナミライ』、何度聴いてもこみ上げるものがありますね。ブロックの締めは全員での『カーテンコール』。この曲の本当の破壊力を知るのは2日目に......。

主にASに関する嬉しい発表を挟んで、アンコール1曲目は『Brand New Theater!』。掛け声コールをしようとしたら「ウィーアー ミリオンスターズ!」が「765ミリオンスターズ」になっている罠が。演者さんのエモい挨拶を終え、いつもの『THE IDOLM@STER』で締め。安定の中村先生によって初日はいい感じに幕を下ろしました。

序盤はちょっとモヤモヤするところがありましたが、終盤に力技でもっていかれたライブでした。担当のいる2日目の前に概要を知れたのは良かったかも。

両日まとめて書こうと思ってたのですが、長くなってきたので今回はこの辺で。



【つづく】