1月14日・15日に日本武道館で開催された「THE IDOLM@STER MILLION LIVE!9thLIVE ChoruSp@rkle!!」に両日現地で参加したので初日の感想を書いていきます。
初日の感想はこちら↓
【ミリ9th】良い曲しかやらない「ChoruSp@rkle!!」初日感想 - 未詳の空論
Day2
この日の席は西ブロックの１階前方。初日が1番遠い席だった分、かなり近く感じましたし、実際見やすさだけでいえばかなり良い席だったと思います。見渡せる良さもあるとは思いますが、やはり近い方がダンスにも迫力を感じますし、単純に近くで見れるのは嬉しい。評価も倍増。
初日に引き続き、開演前にアニメ用のクラップ収録がありましたが、慣れもあってか初日よりだいぶスムーズに進んでました。
そして開幕は初日同様『夢にかけるRainbow』。ちょうど下手の端に駒形さんが居たので良く見えたのですが、動きがダイナミックかつしなやかでとても良いダンスでした。MCのときは小岩井先生のファンサの鬼っぷりが近くで見れて楽しかったです。あとはもちろん山崎さんのやらかしからの一連の流れも楽しかった。タイトルは実際「コーラススパークル」でよかったと思います。
最初のブロックは『Flooding（ChoruSp@rkle!! MIX）』『Play GO! Round』『K・A・W・A・I・I of the WORLD！』『あたためますか？』『グローインミュージック！』『Eternal Harmony（ChoruSp@rkle!! MIX）』とかわいい曲ゾーン。
『Play GO! Round』は流石の安定感で会場の空気を作っていました。そしてこのブロックではやはり『K・A・W・A・I・I of the WORLD！』が白眉。普通の曲2曲分ぐらいの情報量のあの歌詞を笑顔でやりきった小笠原さんはすごい。単に歌詞の量が多いだけでなく、かなり言葉が複雑なので超大変だったと思います。お疲れ様でした。
次のブロックは『Contrastet』『ハッピーマイガーデン』『REACH THE SKY』『パーフェクトゲーム』『Growing Storm!（ChoruSp@rkle!! MIX）』と楽しい曲と熱い曲ゾーン。
『Contrastet』は滑らかなロングトーンに合わせてリズムに乗るのが気持ちよく、『ハッピーマイガーデン』はライブならではの熱が乗った歌が良かったです。
そして『REACH THE SKY』はやはり熱くて、力強いキメが繰り返される楽曲のパワーと抑揚の効いた駒形さんの歌声がバッチリハマっていて、思わずこちらも力が入ってしまいました。
さらにこの熱さに負けず劣らず最高だったのが次の『パーフェクトゲーム』。斉藤さんの提案だというスタンドマイクでの歌唱もカッコよかったですし、2番以降ハンドマイクで歌い最後にスタンドマイクに戻る流れは「二刀流だ！」と思ってニコニコでした。
次のブロックは『プリムラ（ChoruSp@rkle!! MIX）』『わたしルネサンス』『it's me』『ゆえに…なんです』『Purple Sky』という最高のフロアゾーンからのメドレーで『ダイヤモンド・クラリティ』『Shamrock Vivace』『空色♡ Birthday Card』『ESPADA』。
ここのソロは本当に全部最高で、それぞれに全く違うバラエティに富んだダンスミュージックが揃っていて、聴いていてとても気持ちよかった。
「一か八か」の「一」だった『わたしルネサンス』は完璧で、リズミカルなAメロからサビの高揚感まで、ライブで体を動かしながら聴く楽しさが味わえました。
次の『it's me』も難しかろうに完璧な歌でしたし、終盤のダンサーの後ろから階段を降りる髙橋さん→ダンサーがハケてのソロ締めの流れはキマってました。
大きな会場で聴く『ゆえに…なんです』は不思議な浮遊感と共に空間の広がりを感じさせる超ライブ映えするサウンドで、とても心地よく浸れました。作曲の佐高陵平氏が手がけた同系統の曲『産声とクラブ』も大きい会場で聴きたい。
この流れなら次は『Purple Sky』だよねと思ってたら、イントロの雑踏の音が流れたのでニコニコでライトを白にしました。今回は「この曲の後にこれ？」みたいな曲順の違和感も全然無かったので、気持ちよく曲に集中できました。
最後のブロックは最高の曲『週末だけのハーレクイン』に始まり『Beautiful Believer』『Moonrise Belief』『Cross the future』、ソロラストはもちろん『しあわせエンドロール』。最後は『花ざかりWeekend✿（ChoruSp@rkle!! MIX）』『LEADER!!（ChoruSp@rkle!! MIX）』『DIAMOND DAYS（ChoruSp@rkle!! MIX）』で締め。
まず『週末だけのハーレクイン』は山口立花子さんの脚の負傷でどうなるかと思っていましたが、蓋を開ければこれしか無いような完璧なステージだったと思います。この曲は1人しょんぼり飲んでいるAメロ→サビに向かってハジける！という構成が特徴の曲ですが、今回のAメロは座ってしっとり歌う→サビで立ち上がり踊りだすというのはその構成にバッチリ沿ったものであり、それでいて脚の負荷も減らせるという100点の答えと言えるでしょう(「踊り明かすわよ〜」と言った後に、やおら座り出すのはちょっと笑ってしまいましたが)。仮に脚の負傷が無くても今回の形でよかったと思います。立花子さん提案というみんなで踊れるダンスも、いつもしない腕の動きができて楽しかったですし、全てが最高のステージでした。
次の『Beautiful Believer』は間違いない格好良さでしたが、その次の『Moonrise Belief』が意外と曲者でした。思いの外リズムが複雑で乗り方が難しく、これはもっと聴き込んだうえでまた改めてリベンジしたいです。
『Cross the future』は貫禄を感じさせる安定感でしたし、『しあわせエンドロール』は間奏であちこちの客席に手を振っていくというアクションひとつで曲のエモーションを表現するという、流石というほかないステージパフォーマンスでした。あと残りのソロは未来しかないということで、徐々に会場が赤に染まっていく景色が綺麗でした。
『花ざかりWeekend✿』に関しては初日の『咲くは浮世の君花火』同様、リミックスとはいえ来月のバンナムフェスでやるだろうに今やって大丈夫？という感じでしたし、あまりに安直すぎて正直「それでいいのか？」と思ってしまいました。一方の『LEADER!!』は、勢いや背伸び感がシアターメンバーにちょうどよく、むしろAS組が歌うよりも合ってるのではと思うほどしっくりきました。
アンコールは初日同様『セブンカウント』『Thank You! -MR remix-』でした。
ここで次回の周年ライブツアー(初回は3ヶ月後)の発表がされました。5th以来5年ぶりの変な造語じゃないタイトルからして、メモリアルで良さげなツアーになりそうな予感がします。さすがに全通は色んな意味で厳しそうではありますが、行けるだけ行きたいと思います。あと願わくばどこかの公園でASも加わってくれたら言うことなしです。というかミリオンの歴史を振り返るにあたってASが不在というのは無理があるでしょう。よろしくどうぞ。
というわけで二日目の感想でした。個人的に「M@STER SPARKLE2」シリーズの曲がかなり気に入っていたのもあって、元々勝利が約束されたライブではありましたが、予想を超えて良いものが観れたのでかなり満足できました。
既に触れたユニット曲周り以外で細かいことを言えば、普通に立ってるだけで絵になる立体的なステージは良かったのですが、その立体感を活かした演出が無かったのは勿体ない気がしました。まあそこまで複雑なことを要求するのは酷かもしれませんが。
大きく気になったのはそれくらいで(あとはちょっと音が怪しかったかも)、純ライブ的な満足感はここ数年でもトップクラスだったと思います。特にちゃんとソロにフォーカスしたのが、それこそ5thぶりだったのも大きいかも。やっぱアイマスはソロやってなんぼよ。
それでは今回はこの辺で。
消灯ですよ。
