【読書】『三体0 球状閃電』『三体X 観想之宙』(オーディブル版)感想

劉慈欣によるSF小説『三体』3部作を「audible」で聴き終えたので、続けて前日譚的な『三体0 球状閃電』と宝樹による2次創作の「続編」が後に劉慈欣なも認められ公式に出版された『三体X 観想之宙』の2作をやはり「audible」で聴きました。 三体0 球状閃電 『…

【読書】『三体』3部作(オーディブル版)感想

劉慈欣によるSF小説『三体』3部作を、様々な本を朗読で聴くことができるAmazonのサービス「audible」で聴きました。 日本で第1作が出版されたのは2019年(中国本土では2008年)ですが、評判が評判を呼び、現在Netflixでドラマ版が配信中です。 今回三体に触…

【読書】京極夏彦『邪魅の雫』感想

京極夏彦による人気小説シリーズ、通称「百鬼夜行シリーズ」の最新作『鵼の碑』が2006年の予告以来17年の時を経てついに刊行されることが発表されました。 そして、勿体無いからと『鵼の碑』が出るまで読まずに取っておいた『邪魅の雫』をとうとう読了しまし…

【読書感想】『コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化』

コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化 著:ヘンリー・ジェンキンズ 訳:渡部宏樹 北村紗衣 阿部康人 コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化 作者:ヘンリー・ジェンキンズ 晶文社 Amazon 本書…

【読書感想】『格差という虚構』

格差という虚構 小坂井敏晶/ちくま新書 格差という虚構 (ちくま新書) 作者:小坂井敏晶 筑摩書房 Amazon 刺激的なタイトルである。目下世界中で問題となっている格差が「虚構」というのならば、格差について頭を悩ませるのは無駄ということになってしまうので…