「THE IDOLM@STER ニューイヤーライブ!! 初星宴舞」1日目感想

THE IDOLM@STER ニューイヤーライブ!! 初星宴舞」1日目お疲れ様でした。

LVにて鑑賞しましたので、その感想を書いていきたいと思います。


1日目
まず事前に、最近のライブ傾向から次のようなセトリを予想をしていました。

①全体曲
 ↓
②ソロ数曲
 ↓
③「MASTER PRIMAL」シリーズユニット曲
 ↓
④何かしらの「コーナー」みたいなのを挟みつつ②→③を繰り返し
 ↓
⑤「MASTER PRIMAL」シリーズ全体曲
 ↓
⑥全体曲
 ↓
⑦アンコール(終)

実際のセトリがどうだったかといえば、この予想の範疇から全く外れたものではないものの、概ね良い方向に裏切ってもくれました。

まず1曲目、和風のアレンジが加わった「THE IDOLM@STER 初星-mix」からライブはスタートしました(その前に雪歩の前説のようなものがあったようですが、私は遅れたため見れず...)。このリミックスは本当に良くて、合同ライブの専用曲とまではいかなくても、そのライブの色が出て、のちに音源が出れば(配信かBD特典?)、ライブを思い返すきっかけにもなります。それでなくとも、765の面々がずらっと並び、歌マスを歌いながら、パラパラチックなダンスを踊ったりするのを見てるだけでも、当然万感の思いを抱かざるをえません。去年にプロミなどもありましたが、何度見ても、むしろ数を重ねるごとに、特別な思いは強くなっていくことでしょう。

登場と同時に、衣装もお披露目となりました。今回の衣装は、「ステラステージ」の新衣装“トップ!クローバー”を和服にアレンジした、新年に相応しい、ゴージャスな衣装でした(でも帯とかで苦しくならないのかちょっと心配でした)。

軽い挨拶を挟んで、新年1発目に相応しい「START!!」からソロのブロックへ突入。事前の予想が頭をよぎりつつも、今まで長いことおあずけを食らっていた念願の「プラ・ソニック・ラブ!」「私だって女の子」「トリプルAngel」「ロイヤルストレートフラッシュ」と続いたために、楽しんで聴けました。この際、仁後さんと若林さんは少々安定しないところがあったのですが、その後はライブが進むごとに安定感を取り戻し、安心して観ることができました。

沼倉さんの「免許」や中村さんの「サイパン」など、定番のワードが並び、安定感のあるトークの後は「MASTER PRIMAL」のブロックへと続きます。だいぶ予想通りな感じもありつつ、火の演出を用いた「聖炎の女神」や、春香・真という、雪歩と同い年の2人が代打を務めた「LEMONADE」、すっとぼけたダンスが可愛い「Funny Logic」、すでに貫禄をも感じさせる「BRAVE STAR」と、ライブ映えする楽曲群に、調子が上がり始めた演者さん達のパフォーマンスも相まって、このブロックも非常に楽しめました。特に「LEMONADE」で誰が雪歩の代打を務めるのかは、このライブで最も注目されるべきポイントの1つだったわけですけども、春香・真という充分気が利いた、良い人選だったと思います。とはいえ、やっぱり雪歩・あずさで、2つスタンドマイクを並べて歌う姿が見たい!なんとかお願いします!あとそのチケットもくれ!

平田さんの「髪型は雪歩を意識した」発言や、下田さんの結婚祝いなど、いい感じのバイブスに満ちたトークに続く次のブロックですが、ここから若干変化がつけられてきます。「addicted」「Day of the future」「Next Life」と、新旧織り交ぜた「プロジェクト・フェアリー」3人の、何やら暗示めいたソロから、「edeN」「Fate of the World」「合言葉はスタートアップ!」とユニット曲が続きます。厳密にはソロとユニットでパックリ別れている「ブロック制」に違いはなく、曲の流れ的に「合言葉はスタートアップ!」の力技でねじ込んだ感は否めませんが、曲調も概ね統一されていますし、いつもの傾向からの変化が感じられ始めます。個人的には、オリメン曲はもちろん、本家「Day of the future」が観れたり(曲も大好きだし、腕回しながらズンズン迫ってくる振りも好き)、「edeN」で雪歩の代打があずささん(「LEMONADE」つながり!)だったあたりでかなり満足しました。ちなみに「edeN」で美希が居ないのは、次の「Fate of the World」で納得しました(半端に揃えるならやらなければ良いのでは?というのはやっぱりありますけど)。

罰ゲームの際、LV画面に1人取り残された中村さんが愉快だったおみくじトークから、ライブはラストスパートへ。このブロックは、1つ前のブロックにあったほうがしっくり来る「Light Year Song」に始まり、死ぬまでに生で聴きたいアイマス曲の1つである「隣に…」からの「チアリングレター」と、しっとりとまとめるかと思わせてから、「虹のデスティネーション」でエモーションを高め、「Just be myself!!」で締めるという、かなり変化をつけたたものになりました。このブロック「隣に…」からの流れは、正直かなり良かったです。曲の流れに違和感がなく、それでいてひねりも効いており、着地がこれ以上なく綺麗に決まっていて、ここだけでもかなりセトリ的満足度は高いです。毎回、全体通してこれくらい気の利いたセトリだったら、本当に言うことはないんですけどね。

そして全員がステージに集まり、軽くライブを振り返った後、「Destiny」で一旦の締めを迎えます。ここも雪歩もとい浅倉さんが居ないのが非常に悔やまれますが、居たら居たで、それをLVで観てる私は死んでいたと思うので、難しいところです。この感覚はライブ全編通してあって、このユニットに雪歩がいたら...とか、雪歩がソロ歌ってたら...など、ずっと銃弾が耳元を掠めていくような感覚でLVを観ていました。

社長からの発表への微妙な反応などがありながら、8th幕張オマージュっぽい「自分REST@RT」でアンコールがスタート。会場がバッチリ暖まったところで、演者さんたちそれぞれが重みを感じさせる挨拶を行い、「ToP!!!!!!!!!!!!!」をもってこの日のライブは終了しました。


1日目まとめ
体制が変わって以後のアイマスライブとしては、かなり以前の感触に近いアイマスライブだったと思います。ギクシャクしたところはまだありつつも、全体を貫く流れも見え始め、「終わりかと思わせてからのユニット曲連打」みたいなギミックもなく、比較的オーソドックスに見せてくれたので、だいぶ安心して観れました。こういった形が今後の流れになるかは、まだ判断しかねるので、その辺りは2日目を観てから考えようと思います。



【つづく】