【ドラマ】『相棒』を1から見返す(S10〜S12編)

前回に引き続き『相棒』のシーズンごとの感想です。今回はS10から。

 

season10

初回でたまきさんが、最終話で神戸くんが卒業。この辺りから主要キャラの卒業&新キャラ登場が目立ってくる気がする。神戸くんはここに至って成長ゆえの後悔、そして最後には右京さんを曲げさせるまでいくなど、良い成長を見せてくれます。月本幸子レギュラー入りも嬉しい。

 

season11

甲斐亨初登場。このカイトくんシリーズは、着地のダークカイトを知っていると素直に楽しめないんじゃないかと思ってましたが、いざ観てみると意外と楽しめました。いつにも増してデレデレで楽しそうな右京さんも良いですし、それにふりまわされる悪ガキカイトも良い。改めて見ると初回から挑発に乗ってすぐ手が出る危なっかしさもあり、のちの展開の予感を感じさせます。またそれに伴い登場する甲斐次長も、小野田官房長、神戸くんにに変わり右京さんとやり合える人物として良い働きをしている。

 

season12

初回からニコ生の陰謀論者にハマるカイトくん。そして三浦さんが卒業。この頃はいろんな作品で「ネットの声」を表す表現でニコニコの流れるコメントが使われていた気がする。ただプラットフォームがYoutubeに変わっただけで陰謀論は今なお勢いを増しているのを見ると何とも言えない気持ちになる。そしてカイトくんが動画サイトを見てたのも、後の展開を知っているとダークカイトの反応を見てたからなのかもという深読みもできるのが面白い(もちろんこの時点では考えてないでしょう)。最終回は小野田官房長の置き土産シリーズの時点で良いし、甲斐親子の関係もちょっと進展が見えたのも良かったのですが、次シーズンの結末を思うとやはり切ない。

 

 

次回はダークカイト回から。

 

それではこの辺で。

消灯ですよ。