【映画】『アクアマン/失われた王国』感想

魚と会話できるヒーロー、アクアマンの活躍を描く映画の第2作『アクアマン/失われた王国』観ました。

 

2013年の『マン・オブ・スティール』から始まったDCコミックスを原作とした映画シリーズ「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」が本作を最後に一区切りとなり、新たに「DCユニバース」としてリニューアルされるということが決まっています。

正直打ち切りが分かってる中あえて観に行くモチベーションも低かったのですが、最高の監督であるジェームズ・ワンの最新作として観に行ったらやっぱり最高だったので、嬉しい一方「これで終わりか…」と寂しい気持ちもありました。

 

前作のストーリーはろくに覚えていませんでしたが、非常にテンポの良い話運びと楽しいビジュアル、そしてケレン味溢れるアクションに圧倒されながら終始ニコニコで観ることができました。

 

ドラマの描き方も常になんらかのアクションの中で描かれていて、つまり演出としては非常にオーソドックスなのですが、その精度が非常に高く、まさにお手本のような手際にひたすら惚れ惚れしていました。そのためキャラクターも皆魅力的で、ヴィラン含めてウジウジした人間が1人も出てこなくてとても気持ちが良かったです。

 

 

ここ最近のDCEU映画は意外とハズレが無くて(『フラッシュ』とか『ブラック・アダム』とかかなり良かった)、シンプルで楽しい作品ばかりだったのでシリーズ打ち切りには寂しいものがあります。

もちろん「DCユニバース」のトップとなるジェームズ・ガンの『ザ・スーサイド・スクワッド』や『ピースメイカー』も最高だったので、この先も楽しい作品は出てくるでしょうが、ひとまずはここまでお疲れ様でしたという感じです。

 

 

それでは今回はこの辺で。

消灯ですよ。