2023年上半期で良かったアイマス曲を各ブランドごとに3曲ずつ挙げていきます。
正直去年一昨年からの「M@STER ARTIST4」や「M@STER SPARKLE2」といった良シリーズがひと段落して熱量が落ち着いたのもあって、2023年上半期はあまりアイマス曲をチェックできてなかったのですが、定期的に追ってかないと後々困るぞということで、今回まとめて聴いていきました。
選曲基準は今年CDや配信でリリースされた曲で、ゲームやライブで発表されても未リリース曲は含みません。それではどうぞ。
アイドルマスター
『CRYST@LOUD』
作詞:古屋 真 作曲・編曲:石濱 翔 (MONACA)
歌:天海春香、渋谷 凛、伊吹 翼、天道 輝、八宮めぐる
合同ライブテーマ曲。詳しくは↓に書いてます。
いきなり3選ではないですが、765AS、シリーズ全体曲含め上半期のリリースはこの1曲のみ(合同ライブの会場限定CDの『なんどでも笑おう (765PRO ALLSTARSバージョン)』は良かったですが新曲ではないですし)。下半期に期待。
シンデレラガールズ
『NightWear』
作詞:MCTC 作曲・編曲: TAKU INOUE
歌:速水奏、塩見周子、城ヶ崎美嘉、一ノ瀬志希、宮本フレデリカ
アニメ『アイドルマスター U149』第6話で発表されたLiPPSの新曲。どちらも人気のイノタクとLiPPSの組み合わせということで間違い無し。アニメとしてはゲストになるが、もはやU149より力が入っているようにも見えた。
『廻談詣り』
歌:依田芳乃、白坂小梅
読みは「かいだんまいり」。安定の睦月周平。しっかり不気味さもありつつ格好いい曲に仕上がっている。ASMRみもあったりして中毒性の強い楽曲。
『よりみちリトルスター』/『アイム・ア・リトル・プリンセス
~お星さまにお願い~』
作詞:朝倉路 作曲・編曲:渡部チェル
歌:U149(『よりみちリトルスター』)
歌:古賀小春 (『アイム・ア・リトル・プリンセス~お星さまにお願い~』)
アニメ『アイドルマスター U149』第1話のEDおよび第7話で発表された古賀小春のソロ曲。とにかく朝倉路さん作詞曲が良かった。『よりみちリトルスター』は「お日さまに少し近づけた?」「この靴をこの足でしっかり履けるうちに」など、『U149』の「子どもたちの成長」という軸を「子ども」という言葉を使わず表現しきっていて素晴らしい。『アイム・ア・リトル・プリンセス ~お星さまにお願い~』は第7話のストーリーに則しつつ、2番以降でアニメより踏み込んだ表現が展開されていて、個人的にも第7話がかなり気に入っていたため超刺さった。
ミリオンライブ !
歌:765 MILLION ALLSTARS
ミリオンライブ10周年記念楽曲。これまでのミリオンの歴史のみならず、765プロ全体の歴史も踏まえた大きな感慨を感じさせつつも、懐古的ではなく未来に真っ直ぐ向かう爽やかさは流石の唐沢さん。今後の10周年ツアーでもどんどん思い出が積み重なり、より強い楽曲になっていきそう。
『春風満帆スターティング 』
作詞・作曲・編曲:青柳 諒
この曲はとにかく雪歩が良くて、演じる浅倉さんも「雪歩で歌いやすかった」と語っているのも納得の魅力的な歌声。低音めのメンバーが固まっている中で雪歩の高音が何よりも際立っていて、しっかり歌で「センター」感が出てるバランスが良かった。今年の雪歩曲ベスト候補(これと全体曲ソロしかないけど)。
『電波感傷』
作詞:大山恭子 作曲・編曲:早川博隆
歌:オフィウクス[桜守歌織、白石紬]
ワニワニでおなじみ。とにかくキャッチーで耳に残る。展開にもひねりが効いていて、何度も聴きたくなってしまう。ライブで聴きたい。
sideM
『GIVE ME FUSION』
作詞:山崎寛子 作曲・編曲:陶山 隼
歌:卯月巻緒
一聴してクールで格好いい曲という感じだが、歌詞をよく聞くと今らしいストレートな応援歌になっていて、そのマッチングが面白い。この曲を含め「THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS-08 Café Parade」は全曲良かった。
『you're』
力強くアイドル論を歌うような歌詞が気になって、歌っている北村想楽について調べたらアイドルになった理由「自分らしく振舞いつつ生活費を手に入れるため」が身も蓋もなさすぎて一気に好きになった。「THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS-11 Legenders」も全曲アベレージが高かった。
『JOYFUL HEART MAKER』
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:神田ジョン
イントロからすごい速い曲だなあと思ってたら、出だしの歌詞が「BPM ハイなオト 響かせながら」とまんまで笑った。ノリが良くキメどころも沢山あってライブで聴いたらめちゃくちゃ楽しそう。
シャイニーカラーズ
『Forward March!!!』
作詞:渡邊亜希子 作曲・編曲:佐々倉有吾
歌:イルミネーションスターズ
シャニはユニットごとにが曲の方向性がはっきりしている中で、個人的にイルミネーションスターズはいまいち掴めずにいたのだが、一つ前の『イルミネイトコンサート』と合わせて「音楽隊」的なイメージが続いてきて、一つとっかかりになるようなならないようなそんな感じがした。
『有彩色ユリイカ』
歌:アンティーカ
シャニの全体曲のような爽やかな出だしに虚をつかれた。すぐにいつものメタル/ゴシック方向になだれ込んでいくのだが、全体のバランスとしてはやはり明るいイメージで、アンティーカ曲として結構新鮮に感じた。物語性が強く味の濃い『とある英雄たちの物語』『Unsung Heroes』の流れで聴くとより爽やかさが際立つ。
『ハナサカサイサイ』
作詞:古屋 真 作曲・編曲:金山秀士 (Dream Monster)
歌:放課後クライマックスガールズ
合いの手が非常に豊富で楽しい楽曲だが、特にサビのあたりの「さーーんはい!」「わーーっしょい!」といった、ゆったりした合いの手が新鮮で面白かった。コールとして覚えるのは大変そうだが、決まったときは気持ち良さそう。
というわけで2023年上半期よかったアイマス曲でした。上半期だけでも曲が大量で大変でしたが、やはり聴けばいい曲もいっぱいありました。下半期で楽しみなのは『ミリオンライブ!』アニメ周りの楽曲と、個人的に好みなシャニのアルストロメリア、ノクチル、シーズあたりの楽曲、あとは765AS周りの展開です。
それでは今回はこの辺で。
消灯ですよ。