ミリオンライブ !「M@STER SPARKLE2 07」今回も良かったよ感想

5月25日発売の「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 07」をフラゲして聴いたので、1曲ごとにフライング感想を書いていきます


 

 

01.Play GO! Round
作詞・作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
歌:大神 環 (CV.稲川英里)

作詞・作曲・編曲を手掛ける藤井さんは、シャイニーカラーズ『千夜アリア』の作編曲(谷ナオキさんと共作)で作家としてアイマスに初参加。その後再びシャニに『相合学舎』で楽曲を提供して、ミリオンには初提供。また、それ以前からギターの演奏で多くのアイマス曲に参加していました。本作も爽やかなロックでありながら、何よりも環が一貫して環の歌声を通しているのがすごい。先日の7thライブの『Dear...』でも感じましたが、普通曲に対してある程度歌声をチューニングするであろうところで、全くブレずに環を貫き通すこの力強さには感服する他ない。

 

02.Super Funky Piece!!
作詞・作曲・編曲:ダンス☆マン
歌:我那覇 響 (CV.沼倉愛美)

作詞・作曲・編曲のダンス☆マンモーニング娘。の『LOVEマシーン』『恋のダンスサイト』など大ヒット曲の編曲を手掛けていて、アーティストとしてアニメ『ケロロ軍曹』のED『アフロ軍曹』を歌ったりしています。アイマスには初参加で、今回名前を見てびっくらこきました。同じくハロプロ曲に多数参加する渡部チェルさんがデモ譜からメロ譜の譜面起こしを頼まれたそう。響の要素そのままでありながら、今まで意外と無かった「沖縄」と「ダンス」をストレートに組み合わせた曲になっていて面白い。アイマス曲としてはかなりゆったりしたビート感で、一般的な曲の中では普通だったりすると思うのですが、また新たな道が開けたように感じました。ライブで聴きて〜〜〜!

 

03.it's me
作詞・作曲・編曲:KOH
歌:馬場このみ (CV.髙橋ミナミ)

作詞・作曲・編曲はおなじみながら最近は作詞家として参加することの多かったKOHさん。KOHさんとしては新境地の流行りのトラップ風味の曲で、Bメロのあたりからわずかに滲み出てくるまでKOHさんとは分からないほど、これまでの曲調から離れた楽曲になっていて驚きました。こういう曲はアイマスではシャニのSHHisの印象が強かったですが、この前のバンナムフェス2ndで電音部やラブライブ!でもこの手の曲をやっていて、やっぱ流行ってるんだなあと思いました。

 

04.パーフェクトゲーム
作詞・作曲・編曲:重永亮介
歌:永吉 昴 (CV.斉藤佑圭)

作詞・作曲・編曲の重永さんは藍井エイル楽曲などを多く手掛けている方で、アイマスには初参加。まずストレートで力強いタイトルから最高。曲も歌詞も勢いがあって、サビの「え」の音で伸ばす歌声が気持ちいい。昴の「ぜ」の可愛さに目覚めました。

 

05.しあわせエンドロール
作詞:唐沢美帆
作曲・編曲:原田篤Arte Refact
歌:春日未来 (CV.山崎はるか)

作編曲は『Liar's good bye』からミリオン・sideMを中心に提供している原田さん。作詞は『未来飛行』『未来形ドリーマー』に引き続き未来ソロを担当する唐沢さん。山崎さんたっての希望というだけあって、めちゃくちゃ良いバラードに仕上がっていました。特に歌声のバランス感が良くて、歌うまでなく、感傷的にもなりすぎず、元気すぎもしないフラットな歌がかえって刺さる。これぞ「アイドルの歌」という感じになっていて、今回のCDで一番良かったです。

 

クオリティも安定してるし、作家さんの幅も広がってるし、本当にこの「M@STER SPARKLE2」はいいシリーズになった。次回も楽しみ。そしてそろそろ桃子ソロがどうなるのか気になってきた。

 

 

それではこの辺で。

消灯ですよ。