【ミリオン10th】ノスタルジーに浸るだけじゃない「Act-1 H@PPY 4 YOU!」Day1感想

2023年4月22日・23日にさいたまスーパーアリーナで「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-1 H@PPY 4 YOU!」が開催されました。両日現地で鑑賞したので感想を書いていきます。まずはDay1。

f:id:tokifuji:20230425080838j:image

 

Day1

この日の席はアリーナCブロック中ほど。アリーナ席はフルフラットのミリ7thを除けばそれこそミリ6thSSA以来で、さらに6thでは花道側の割と近めだったので、今回のようなちょっと遠めのアリーナはかなり久々で新鮮でした。前の人でステージ中央がほぼ見えず、折角モニターに映ったコールガイドもほぼ参照できませんでしたが、昔取った杵柄で9割なんとかできて「覚えてるもんだな」と面白かったです。ここ数年ずっとスタンド席だったので、いい味変になりました。まあ1番良いのはアリーナ前方ですが。

 

ミリオンのライブは1stから、もっと言えばAS8thから観ていましたが、本腰入れ始めたのは4th前後で、楽曲も最近のものがかなり良いのもあって、GREE時代のライブ!と言われても正直そこまで思い入れは……とか思っていました。もっと強い思い入れを持ってる人を側から見てたりもしましたし。

でもいざ観てみるとガンガン記憶が蘇ってきて、「なんだかんだ最初から見てきたんだよな。もう10年も経ったのか」と結局しみじみ感慨に耽ってしまいました。個人的には4thで桃子のデコドリを見て感じた感慨と似ていて、距離感はどうあれ、長年継続して見ていれば相応の思い入れはできるものなんだと思いました。

 

小鳥さんの挨拶やらブザーやらオーバーチュアやら、初期ライブ完全再現からの『Thank You!』『素敵なキセキ』『ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン』は嫌が応にも1stの頃に引き戻される。

久しぶりの披露というのもあってか、中央のモニターにコールガイドが映っていたようですが先述の通り前の人で見えず、結局記憶を頼りにコールするしかありませんでした。『Heart♡・デイズ・Night☆』だけ怪しかったので頑張って画面をチラ見しましたが、あの時期のコールはもはや体に染み付いているようです。

一方、公式でコールを規定するのはどうなのか問題なんかもあったりはしますが、それについてはDay2の感想で書きます(Day1はほぼ見れてないので)。

 

正直個々の曲についてはいい意味であまり言うことが無いというか、「初期からの成長が感じられて素晴らしいな」の一言に尽きる感じでした。今回のパフォーマンスを見ながら過去のステージを思い出されて、しかも全員その過去の記憶と比べてもことごとく良くなっていて、これもまた感慨深かったです。

 

桃子担当としてもDay1はフルコースみたいな趣で、久々の『MY STYLE! OUR STYLE!!!!』から『HOME, SWEET FRIENDSHIP』、そして何よりもオリメン『ココロがかえる場所』(からのジャケット再現!)までやられたら文句のつけようが無い。個人的に初期ソロは『デコレーション・ドリ〜ミンッ♪』の方が好きというのはありますが、今回を逃したら『MY STYLE! OUR STYLE!!!!』の方がやる機会無さそうな気もしますし、歌詞にも10年分の重みが乗っていて今聴く価値を十二分に感じられました。

 

他には『サマ☆トリ 〜Summer trip〜』がかなり好きな曲なので生で聴けてよかったのと、『アフタースクールパーリータイム』は客席全体の熱量も相まってものすごい多幸感がほとばしっていて、Day1のソロのトリに相応しい最高のステージだったと思います。

あと流石に『U・N・M・E・I ライブ』はびっくり選曲だったのか、他の曲と比べても周囲のコールが怪しかったです。私は悩みながら申し訳程度に「モチョカワイイネー」って言いました。

 

また今回のMCもグダグダだったり結構な悪ノリがあったりと大概でしたが、個人的にはそんなに気になりませんでした。ライブは主に歌や踊りを見せるもので、その点は今回バッチリ決まっていましたし、合間のブレイクタイムであるMCまで変に作り込まれたりしてたらむしろ肩が凝ってしまいます。まあノリが合う合わないは明確に出るでしょうし、それで離れる人がいるのを心配する気持ちもわかりますが、曲の余韻をぶち壊すようなものでなければ別に緩くても良いんじゃないのとは思いました(冒頭のグダグダはスタッフの不手際も大きかったようですし)。

 

何はともあれ、コンセプト的にはハッキリ古参接待ライブだったとは思いますが、単にノスタルジーに浸るだけではなく、積み重ねてきた時間と成長を強く感じられる、10周年記念ライブとして最高のスタートだったと思います。

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

Day2につづく。