2023年2月11日、12日に東京ドームで開催された「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」両日現地で鑑賞しました。
DAY1は2階3塁側、DAY2は1階バックネット付近で鑑賞しました。どちらも基本的にステージから遠い席ではありましたが、見やすさで言えば圧倒的に2階でした。1階正面はステージ上の照明が直線上にあり眩しくて見えないことが多く、それよりは俯瞰で位置関係も分かりやすい2階の方がかなり見やすかったです。まあ1階はトロッコ(今回のは「フロート」と呼ぶらしい)でかなり近くで見れる機会はありましたが一瞬ですし、ちょうど2台がすれ違う場所だったので、曲中の占有時間が短く若干損した気分にもなりました。結局のところアリーナ前方に勝るものは無いんですよね！
今回はアソビストア最速先行の両日通し券だったのですが、ここ最近は最速先行で8割方のチケットを出してる様子で「当たりやすいが最速で遠方スタンドも普通にある」といった印象です。コロナ禍で新規層がライブに来づらくなっているであろう中で、確実に来る層を囲い込もうという戦略なのかもしれません。なので今回当日券は残ってたりもしましたが、会場はほぼ埋まってたと言っていいでしょう(当日券はステージサイドの方だったのだと思います)。会場周辺の人の多さには改めてビビりました。
また、今回からマスク着用での声出しが解禁されました。今回は難しいんじゃないかと思ってましたが、あっという間にさまざまなライブで解禁ムードが高まり、流されるままに解禁された印象です。なし崩しで声出しされて収拾がつかなくなるよりいっそ解禁した方がリスクが少ないのではとか、他が解禁してるから何かあってもことさら取り上げられることはないだろうとか、他のライブで返金対応とかしてなくても批判は少なそうだぞとか、いろんな判断があったのだろうと思います。個人的にはこれによって行けなくなった人もいるだろうし、アンコールのみ解禁とかでもよかったんじゃないかとも思いました(それなら気になる人は途中で抜けられるし)。せめて返金対応等あればよかったのですが。
もちろん声出し解禁による解放感はありましたし、ライブの盛り上がり的には良かったと思います。私自身は声を出しつつも終始おっかなびっくり感があったのと、今回は合同ということで曲によって周囲とコールに温度差があり、そこまで乗り切れなかった感じもありました。まあそれもそれで楽しかったです。
ただ急だった分、やはり演出的にはギクシャクしているところもあって、モニターにコールが表示される曲とされない曲があったり、トロッコ(フロート)曲は歌詞を出して客にどうして欲しいのかよく分からなかったり、トロッコ(フロート)の側面に申し訳程度にアクリル板が付いてたり、ナレーション周りだったり、調整が大変だったろうなというのが伺えます。特にこのライブのテーマ曲である『CRYST@LOUD』は明確に割りを食っていて、声出し無しなら確実に盛り上がったろうに、散々声出した後にクラップオンリーではクライマックスの盛り上がりとしてやはり物足りなさがあったと思います。
そして問題はこれで感染が拡大しないかですが、仮に感染が広がっても、今はもう感染源を細かく調べたり、ましてそれが報道されたりもしてないので問題になることは実際無いでしょう。個人的に、は周りにマスク外してはしゃぐような人も居ませんでしたし、ガチの大声を出してる人も数えるほどで、各自それなりにおっかなびっくり気をつかっている感じもあったので、そこまでリスクが爆増してるような印象は無かったです。ノーマスク会食とかの方がよっぽど危なそう。もちろんマスクである程度飛沫は防げてるとしても100%ではないでしょうし、エアロゾルやら間接的な諸々も含めれば声出し無しに比べてリスクが上がってるのは確実です。声出し解禁に当たって特に政府から科学的なデータが示されるわけでもないので、実際に大丈夫かどうかは今後の感染数などを見ていくしかないでしょう。ドーム最寄りの水道橋駅で日曜日、反マスク派みたいな人たちが支離滅裂な演説をぶっていましたが、まだまだ注意するに越したことはないと思います。
ちなみに自分は一般的なプリーツ型のマスクでなく立体型をつけていたのですが、声を出してもそれほどズレず、息苦しさも感じなかったので、今後マスク着用声出しライブに行く際はまた立体型で行こうと思いました。
というわけで本編についてですが、前置きが長くなったので一旦ここで切ろうと思います。ライブ全体の感想だけざっくり書いておくならば「今の状況・この枠組みにおいては100点満点中100点と言ってもいいけど、200点かそれ以上も狙えたよね？」といった感じです。あと時間が足りない。
それではまた次回。
【つづく】
