『さらざんまい』第7話感想と考察・・・ではない

さらざんまい第七皿



皆で協力し春河を助け、一稀の葛藤も解消され、大円団を迎えた前回。3人の絆もいよいよ深まり「みんなでサッカー部入ろうぜ!」などと、まさしく青春ドラマが始まったりしてなんとも感慨深い一方で、「そううまくはいかないよなあ」と不安を感じ始めた矢先、また燕太がやってくれました。カップ焼きそばにブロッコリー乗っけるとか、「ウッソー...ではない」とか、ETとか、ボールギャグ付けたゾンビとか、「ボールになって彼女に蹴られたかった」とか、いつもより小ネタが多いなあと思ってたら、極め付けの漏洩は燕太の嫉妬からのセコい行為(ほっかむりつき)と、3話同様やっぱり燕太はイジリ倒される運命。

それと対照的にシリアスなレオとマブ側の物語も動き始めました。今回で真武が一度死に、機械を埋め込まれて蘇生したが、玲央の知るかつての真武ではなくなってしまったこと、それに玲央は拒絶反応を示すが、真武は真武で玲央のために昔の真武に戻ろうとしていることなどがわかりました(先んじて発売された『anan』のキャストインタビューで漏洩してましたが)。彼らが加わることで「希望の皿」争奪戦になっていくのかもしれません。

その他にもケッピとサラがつながっているのが示されたり(前回ケッピに電話をかけてた?)、悠の兄がピンチらしかったり、『カワウソイヤァ』が2番になったりと、後半に向けて着々と準備がなされていました。7話にして完全に2クール目の風格なのが凄まじい。

燕太にしても、今回はギャグっぽく描かれていましたが、次回あたりで燕太の過去や(小説版である程度漏洩はしてますが)、一稀への思いの行方が描かれるのかなあという気がします。それで今度こそ燕太の物語が感動的に...描かれる気がしないなあ。

ともかくそんな感じで次次回以降は悠、最終回前後は一稀&全体の決着が描かれていくのだと思います。

今回はその準備段階といったところっぽいので、読み解きごっこはまた次回以降で。


それではこの辺で。

グッドサラーック!