【MA4】カバー曲リクエスト案(暫定版)

昨年末のニコ生「ゆくM@S くるM@S」にて、「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」第4弾の製作が発表され、同時に過去シリーズ同様カバー曲募集も開始されました。

正直MAシリーズはもうないかなと思っていたので、AS単独ライブや新作ゲームも含め、とっても嬉しいお知らせでした。

この流れに乗ってかない手はないということで、全員分のカバー曲を考えてみました。...というか、初めは雪歩だけでいいかなとも思っていたのですが、考えてるうちに「この曲はあの子のがいいな」みたいな感じで半分くらい決まってしまったので、結局全員分考えることになった次第です。

というわけで、ここからは動画と歌詞の一部、軽い理由も添えて1人ずつ暫定的なカバー案を挙げていきます。半分くらいはかなり流動的。ちなみに特に深い意味はないですが、軽い縛りとしてアーティスト被りは無いように選んでいます(ちょっとインチキもしてますが)。また、当然ながらあくまで自分が好きな曲からのみ選んでいます。アイドルに自分の好きな曲を歌ってもらえるというのがこの企画の一番楽しいところだと思うので。


天海春香

『愛は光』Negicco

ああ、私が月なら太陽はあなたよ
光は愛、愛は光ね
それこそが本当のことです
新潟県を拠点に15年以上にわたって活躍するアイドルグループNegiccoに、『LEMONADE』でおなじみのKIRINJI堀込高樹が提供した楽曲。アイドルのライトサイドを非常に美しく切り取ったこの曲は、個人的に前からアイマスでもカバーしてほしいと思っており、これを歌えるのは春香ぐらいだろうということで選曲。はたから見れば太陽のような存在が「ああ、私が月なら太陽はあなたよ」と歌うのもなんだかロマンチックでいいかなとも思いました。



如月千早

『それもきっとしあわせ』鈴木亜美joinsキリンジ

歌いたい歌がある
私には描きたい明日がある
そのためになら そのためになら
不幸になってもかまわない
今度は兄弟時代のキリンジが、アイドル鈴木亜美に提供した楽曲。『愛は光』とは対照的にアイドルのダークサイドを切り取った歌詞ですが、最近は仲間とも仲良くし穏やかな表情を見せる「歌だけが全て」ではない今の千早だからこそ、あえてそれらを手放し孤高の道に進むということにカタルシスが生じるのではと選曲。ミリシタのメインコミュでもそんな話がありましたが、実際にお話としてそっちに向かうのは難しいとしても、この歌の中でならその可能性を垣間見れるということで、結構アリな気がしています。そもそも『蒼い鳥』からして目の前の幸せを捨てて夢を追う歌詞でしたし。



星井美希


ミュージック・アワーポルノグラフィティ



この番組ではみんなの
リクエストをお待ちしています
素敵な恋のエピソードといっしょに
ダイヤルをして
美希のカバーは全然思いつかなくて、曲を色々聴いてたら歌声にポルノみを感じたのと、モテ女パイセンとしていっちょ恋愛相談でもすればいいんじゃないの?ってくらいの浅い意識で選んだ曲。ここはかなり流動的。美希の曲は「心が壊れそう」な感じもいいけど、個人的にはポップで明るい曲のが好きなので、そっち方面の方がいいなあとは思っています。



菊地真


『陽のあたる大通り』PIZZICATO FIVE


死ぬ前にたった一度だけでいい
思いっきり愛されたい
陽のあたる大通りを
口笛吹いて 肩を並べて
ピチカート・ファイヴはすでに律子がカバーしていますが、ほかにも何かしらリクエストしたくて聴いていたら、だんだんVoの野宮真貴さんの声が真に聞こえてきて、『コーヒー1杯のイマージュ』的な落ち着いた女性ラインとして以外といいかもと思い選曲。この曲を選んだのは、比較的知名度が高そうなのと、結局歌詞の全てが願望でしかないあたりから。



水瀬伊織

『半永久的に愛してよ♡』 堀江由衣



半永久的に愛してよ♡ 5千年後など 興味はない
わたし エンドレスではないの いつかは死ぬのよ?
永遠に愛してるよ♡なんて 言われても 嬉しくない
まずは わたしを 死ぬまで 愛することだけを 考えて♡
アニメ『ゴールデンタイム』後期ED曲。堀江由衣(17)に「わたしエンドレスではないの いつかは死ぬのよ?」と歌わせる凄まじい曲で、もともと大好きだったのですが、この甘いんだか冷めてるんだか分からない感じが伊織にぴったりじゃないかと思い選曲。ぴったりさでいえば同じく堀江由衣ツンデレ曲『バニラソルト』の方が上な気もしますが、そちらは別の文脈が強くなりすぎてしまうので自重。




高槻やよい

『TOKYO GIRL』Perfume

踊れ boom, boom, Tokyo girl
廻る街 メリーゴーラウンド
彩りのサラウンド 奏でるわ
ここにいるあなたへ
やよいもさっぱり思いつかなくて、ひらがなっぽい曲のレパートリーも全然無いし、ぼんやり楽曲的に合いそうだなあと思ってたPerfumeから選曲。決してうーうー言うコーラスから安直に選んだわけではない。Perfumeのカバーでは過去に「スウィートドーナッツ」でやよいも歌っていますが、あれはユニットかつアレンジ強めだったのでまあいいかなと。とはいえPerfume自体そこまで詳しくないので、まだ悩む余地はありそう。



三浦あずさ

『Gift 〜あなたはマドンナ〜』土岐麻子


あなたって不思議だわ
あなたっていくつなの?
シュペリエルな シュペリエルな
あなたはマドンナ
『虹のデスティネーション』の矢野博康氏が所属していたバンド「Cymbals」のボーカルだった土岐麻子さんのソロ楽曲(回りくどい)。化粧品のCMソングとしてもおなじみ。土岐さんの曲は全体的にあずささんに合うなあとは思っていて、中でもストレートに大人の女性の軽やかさを歌ったこの曲を選びました。意図したわけではないですが、あずささんがキングに対して歌ってるようにも聞こえるのも面白いところ。


秋月律子


『cakes』homecomings


夜のふたり 朝のにおい
ぼやけた視力で 探り合っている
届きそうになるのは 息を止めてしまうから
夜明けのドア叩いて こうならないように歩いてきたのだ
映画『愛がなんだ』主題歌。これは映画が素晴らしかったのもあり、主題歌をカバー候補に入れていて、恋愛についての歌なら律子だろうということで選曲。決して「ばやけた視力」から安直に連想したのではない。普段はアッパーでストレートな曲が多い律子が、ゆったりとして余白が多いこの曲をどう歌うのかも気になる。



双海亜美

『スタンドバイミー』the peggies


スタンドバイミー お願い
僕は 僕は 強くなれるのかな
君が今ここにいなくても
手を伸ばす自信をくれよ
さらざんまい!亜美真美は何歌わせても面白そうで、かえって選曲が難しい。思春期なりかけの真美はまだとっかかりがあるが、亜美はそういうのもなくて余計難しい。なので、先に成長の兆しが見え始めた真美から逆算して、取り残される不安みたいなイメージでこの曲にしました。とはいえウェットに寄りすぎてるかも。これも流動的。



双海真美

『こどなの階段』南波志帆


「“大人”でも“子供”でもない
僕らは“こどな”だね」と
笑う君の笑顔が眩しい
『虹のデスティネーション』の矢野博康氏がプロデューサーとして関わったりしている南波志帆さんの楽曲。カバー曲候補を探していた時にこのタイトルを発見した瞬間、真美意外にないと思って選曲。南波さんの楽曲はこのタイミングで初めてちゃんと聴きましたが、全曲ツボすぎて一瞬で大好きになりました。単純におすすめ。Prime musicにもあるので是非。


我那覇響


『SUN』星野源


君の声を聞かせて 雲をよけ世界照らすような
君の声を聞かせて 遠い所も 雨の中も
全ては思い通り
響のカバーもなかなか思いつかなくて、沖縄アクターズスクール系が合いそうだなあとは思いつつも、どれもちゃんと聴いたことないしなあという中、手持ちの曲で1番バイブスが近かったのがこの曲。ビッグチューンすぎるきらいもあるものの、ダンスミュージックかつ「自然」と「生」を感じる歌詞で、意外としっくりくるんじゃないかと。



四条貴音

『サナギ』スガ シカオ


あなたがいなくなってからもうずっと 体はサナギ色になって渇いて
冬の寒い部屋で生まれ変わるの まるでそれは美しい蝶みたいに
まだ濡れているその羽根を 誰かに駄目にされないように
少しずつひらいていくの 空を飛ぶユメを見て...
スガシカオ曲は全体的に貴音の歌声に合う気がしているのですが、歌詞的にしっくりくるのが意外と無くて困る(タイトル的には『黄金の月』や『月とナイフ』などありますが、中身までドンピシャとなると...)。この曲は『劇場版xxxHOLiC夏ノ夜ノ夢』のverの方が馴染み深いのですが、そっちはタイトルに作品名が入っているので元のverを。あと、個人的に星野源スガシカオは、同じ音楽ルーツを持ちながら「生」と「死」という対照的な匂いがあるあたりで対になるような気がしていて、それぞれを響と貴音にあてるというのは割としっくりきています。この辺は自分だけの感覚でしょうが。



以上が私の暫定的なカバー案です。

…と言いつつ雪歩がいないのは「採用されて名前載りたいなあ」という欲が出た結果で、今回他の子のカバー案を提示したのはそれよりもまず上記のカバーが聴きたいから「これ読んだ人がじゃんじゃかリクエストしてくれないかなあ」という下心ありまくりな感じでした。

特に意図したわけではないのですが、結果として「POPIN' YELLOW」の磁場が随所で強く働いていて、思いがけず自分がどれだけあれを好きだったかを再確認した次第です。

まあ結果がどうなろうと、MA4が出る喜びには及ばないので、残りの期間で流動的なところを詰めながら、新曲含め詳細を楽しみに待ちたいと思います。


それではこの辺で。


消灯ですよ。