【ミリオン6th】仙台公演2日目のたのしい感想

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!!」仙台公演2日目、LVで鑑賞しました。初日の感想で言った通り、精神をチューニングというか、おこりっぽいこうねんきのこころはころして、ようねんきのこころでのぞんだので、ひかくてきおだやかにたのしめました。



だって、こうせい?とかきょくのならびとかかんがえてもたのしくないし、あいどるのくみあわせとかもぜんぶあっちがかんがえてくれるし、こっちがそうぞうしなくてもぜんぶえんしゅつ?でみせてくれるから、むしろなにもかんがえないでみたほうがたのしいにきまってます。じっさいそうやってかわいいいしょうとか、せいゆうさんたちのうたやだんすだけをみてたら、ふつうにたのしかったし、こまかいところもいっぱいみれました。むずかしげなことばっかりかんがえていらいらするより、なにもかんがえないでただだされたものをたのしむほうが…ってもういいか。

まあ幼年期の心で穏やかに観れたのは確かで、サイリウムも振ったりして(途中で電池が切れるまで)、初日よりは遥かに感じよく観られたとおもいます。

それで公演の中身に入る前に言いたいのが、TOHOプレミアシートでのLVはいいぞということです。初日と同様、LVのチケットは取りそびれていたのですが、一般で売り切れと思っていたTOHO仙台で当日券が出るということで見てみたところ、「プレミアシート」との記述。これは500円ほど高く、シートやひじ掛けが革張りだったり前と左右のスペースも広めだったりする席で、おそらくその価格ゆえに他の席と同様に売れなかった席なのでしょうが、これがまあ快適。前方が通路に面しているおかげで行き来が楽&座りながらでもそこそこ見える(前の席の人が立ってると下20%くらいは隠れますが、そこまで気にはなりませんでした)ので、ずっと座りながらLVを見れました。穏やかに見られたのは、この席の効果もかなりデカイです。普段の映画で利用しようとは思いませんが(約25〜50%増額はさすがに...)、次にLVで当日券の時は空いてたら真っ先に取る気がします。

またまた前置きが長くなりましたが、以下本編の感想です。



全体の構成とかセトリとかに関しては今更言うこともないので、幼年期らしくユニット毎のざっくりした印象を並べていきます。

・ピコピコプラネッツ

荒んだ更年期の精神ですらさすがにびっくりした発光衣装はもちろん、そんな衣装で歌い踊るだけでも大変でしょうに、複雑怪奇な振り付けの講習をやらされたり、『Get lol! Get lol! SONG』では細かいパート分けを披露したりと、なんだかんだ一番大変だったんじゃないかと思います。あの衣装も、正直このパート以外では合ってなかったとは思いますが、黄色と黄緑と白の感じに、不覚にも「アイマス(2)っぽいなあ」とも思ってしまったり。メンバーはもちろん素敵な方々が揃っているのですが、個人的には「見るたび綺麗になるなあ」と「やっぱり中身はやべえなあ」が同居する、ひなた役の田村さんには終始癒されていました。


・Cleasky

制服やら机やら傘やら手紙やら、小道具をいっぱい使っていっぱい演出するパートでした。ここの二人は特にユニット感の繋がりが強いようで、お互いを思い合う様(一方からの想いが偏って強い気もしますが)はやはり見ていてほっこりします。制服と身長差に例のクソ漫画を思い出したのは内緒。カバーの『笑って』はぴったりで、逆にぴったりすぎて1曲目と被ってる気がちょっとしますがそれもご愛嬌。


・りるきゃん ~3 little candy~

もう春が来てしまった中でも、冬らしい衣装が可愛らしいユニット。厚手の手袋してるのがすごい可愛かったのですが、同時に「マイク滑ったりしないのかな?」などといらん心配をしていました。個人的にはゆんこんさんが今まででベストぐらい可愛かったです。完全に読モ然としたmachico氏も良かったのですが、一点、スカートのため小笠原さんの太ももが拝めないのが残念でした(これは全体衣装で回収してくれましたが)。


・4 Luxury

ご多分にもれず、最近のミリオン曲では『花ざかりWeekend*』が一番好きで、今回の衣装もパフォーマンスも素晴らしいものでしたが、ちょっと演出の押しが強すぎて若干冷めてしまったところもありました。紹介で「みなさんご存知の〜」みたいに煽ったり、カバー2曲もやったり、それまでと構成を変えて『花ざかりWeekend*』をトリに持ってきたりと、「みんなこのユニット好きでしょ?カバーも多めにやっちゃうよ?どう?盛り上がるでしょ?」みたいな作り手の下品な根性が透けて見えすぎたのが気になってしまって。勿論そこ以外は素晴らしかったです。


後半のソロ・ユニットパートは、やっぱり衣装が気になってあんまり集中できませんでした。ピコピコプラネッツはどうやってもクセが強いなあとか、4 Luxuryは割とどこにいても違和感ないなあとか。あと細かいところだと『Sweet Sweet Soul』のコール&レスポンスの締めは「さ・わ・げ〜〜!」にして欲しかったとか、新しいフリースタイルパートの歌詞がちょっと甘いなあとか、そんな感じです。まあそそういうのはともかく、だいたい良かったと思います(投げやり)。


といった具合に、ユニットもそれなりに楽しみながら穏やかに見ていたのですが、最後の挨拶あたりでしきりに「Angel」というワードが出てきて、そこでようやくこれが「Angel公演」だったということを思い出しました。そういえばユニット感はこれでもかというほどありましたが、Angel感はほとんど無かったなあと。とはいえ、この属性は後から急に決められた区分けなので、統一感がなくてもしょうがないとは思いますが、それ以上にミリオン全体の「チーム感」まで薄れてしまったように感じるのが気になります。

ミリオンは特に3rd以降、メンバーが揃っていなくても、全員が想いを同じくしているように感じられるチーム感、および一体感あって、それは確実に他のアイマスチームと比べても大きな強みになっていたように感じます。それが今回「ユニット」というものにその多くが還元されてしまって、ミリオン全体としての統一感は薄れてしまった気がします。別にそれはそれでいいんですが、そういうのはシンデレラで死ぬほどやっているので、わざわざミリオンでやらなくてもなあという気もします。一応、これはあくまでライブから得た印象の話で、実際がどうかとかは関係ありません。

それでなくとも「ユニット」「テレビ番組」「属性公演」と複数の要素をぶち込んで、全体が散漫になりがちなので、どれか一つに絞ってやればいいのにとも思います。今回だって「テレビ感」とか「Angel感」とか半端に入れ込むから気になるのであって、無ければ(少なくともその場では)気になることも無いのです。思えば「ご大層なテーマを色々掲げるが、結局実際の公演では散漫になりがち」というのは最近のほとんどのライブに当てはまる気がします。「鍋」だの「星」だの「奇跡」だの「遊園地の四季」だの、お題目ばっか作りこんで得意げに話す暇があるなら公演の中身を......ハッ。

いかんいかん、また馬鹿みたいに難しげなことを考えてしまった。幼年期幼年期。

えー、むずかしいことはわかんないけど、らいぶのなかみとかはだいたいわかって、ようねんきのこころもたいとくしたので、こうべにはいけませんが、ゆいいつちけっとのあるふくおかこうえんでは、こんかいみたくたのしくみれるとおもいます。ふくおかは、なむこのはっしゅうねんでいっていらいなのでとてもたのしみです。いじょう。


それではこのへんで。

しょうとうですよ。