【アニメ】演出の上手さでねじ伏せる『アイドルマスター シンデレラガールズU149』第8話感想

2023年4月から放送のTVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』、総集編を挟んで1週間ぶりの第8話「綺麗になるためにはくもの、なに?」を観たので感想を書いていきます。

 

今回の主役は佐々木千枝カリスマJKアイドル社長・桐生つかさのファッションイベントに参加することになった千枝、みりあ、小春の3人。しかし開演直前に社長が衣装にコーヒーをぶちまけてしまい......という話。

 

口数が少なく、引っ込み思案な千枝ですが、その分演出や作画がドラマを雄弁に語っていて、映像の美しさで言えば1話と並ぶクオリティの高さでした(調べたら1話も今回の7話も演出が片岡史旭という方でした。この方が超上手いと思われます。)展開だけ見れば社長が迂闊すぎるとか、ダイレクトに商品になるものを小学生に任せるのは大丈夫なのかとか、無理がある面も目立ちますが、それを補って有り余る映像の美しさがあったと思います。

 

今週の良いシーン、何?

というわけで、今回はひたすら良かったシーンを羅列していきます。

 

1人で黙々と片付けをする千枝。その行動だけでキャラクターが分かる。

 

コーヒーの水滴からバケツの水滴に繋ぐ綺麗な編集。

 

暗いところににいる千枝と明るいところにいるプロデューサー。明るいところに千枝が踏み出し心を開いたのが映像的に分かる。

 

鏡越しの表情+指先の演技という間接的な表現で心の機微を表現している。

 

強い緊張がよく伝わる主観視点。

 

とにかく作画が美しすぎる気合の入ったランウェイシーン。

 

1話・2話以来の「心が動いた眼」のカット。

うーん、上手い。

 

 

それでは今回はこの辺で。

消灯ですよ。